「いい家をつくる会」のコラム ”ご存じですか?” 黒柳建設編
 
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"SCの家"づくり

その5.使い方とメンテナンスに特徴があるって本当ですか?(1)


いつも"ちょっと気をつけましょう。"と思って、お客様とお話しさせていただいています。5つのお話しシリーズ。

1.こんな風に使ってみて下さい。インナーサーキットシステム

ソーラーサーキットシステムをご利用される場合、やはり1年〜2年 ちょっと根気よく子供の頃の 又は 田舎にいた頃の自然の中で動き回っていた頃の感覚を呼び戻してから、又 出来れば温度計・湿度計を2〜3個ずつ用意していただいて、それをちょっとチェックをしながら「こんな風かな? あんな風かな? それともこうかな?」という感じでやっていただけますと良いですね。
どういうことかなと言いますと、まず第1は、"インナーサーキットを上手く使いましょう"です。これはご存知の様に 壁内通気のことですが、このインナーサーキットを上手〜く作用させる為に 2つのことをしていただきますね。
 
その1つは、床下のSCダンパーの開け閉めです。これは夏開けて、冬閉めます。これが開閉する基本形ですね。いつ頃の季節に開けて、いつ頃の季節に閉めるのか、その開閉のタイミングは外気温ですね。"1日中 外気温をチェックしまして、その最低温度が13℃〜15℃位を目安にして開閉をして下さい"と言われていますね。これも基本です。
ちょっと脱線しますが、1日の外気温がどう変化していくかをチェックしていただくと、とても1日の温度はこんな風に変化したのかがわかってきて良いのですが、これは大事な仕事となってきてしまいます。小学生の理科の宿題になってしまいますね。中々 面倒で出来なくて やりたくないですね。でもちょっとやってみようかと決心して、1日の中で時々やってみると 中々 良いものですね。「へェー、こんな風に変化しているのかぁ」ってわかりますよ。それも春夏秋冬をやれば、もうすばらしいですね。でもこれはテレビ・ビデオ・新聞を見たり、聞いたり、読んだりして、最低温度を知るのが一番手短かですね。これで本当は十分ですけれども。

本線に戻りますね。そしてそれは やはり、ある地域の平均ですから各家々のおかれている状態によって多少の違いはありますし(もしかしたら かなりの違いがあるかもしれませんね)、感じの良い状態を保つのが大事ですから、それが10℃〜13℃あっても、15℃以上であっても全く構いませんね。
ちょっと気にしていただきたいのは、5月6月頃の梅雨の時ですね。湿度が非常に高い時ですから、1日の最低温度が高くても 床下ダンパーは閉にしておいた方がよろしいかと思います。そしてこの時は、小屋裏ファンをONにする 又は 小屋裏ダンパーを開にする ということをお薦めします。これはどういう事かと言いますと、気密された外断熱の内側、いわゆる構造体を含めた 家み〜んな ということになりますが、ここの中の空気を排気するということですね。インナーサーキットと部屋の中とは、いわゆる気密はとれていませんね。部屋内側の一般的な仕上げ方として、床はコンパネ+フロアー貼、壁はP.B.にクロス 又は 塗壁、天井も同じ という様な仕上げがしてありまして、なんとなくインナーサーキットと部屋の中とは 気密がとれている様な感じがしてしまいますが、しかし気密に関してはとれていませんので、インナーの空気と部屋内の空気の一部が ゆっくり小屋裏から排気されます。これがどうも 中々温度の調整にいい様ですね。これもお客様からのお話です。ちょっとやってみて下さいませ。24時間換気は何も変わらず作動していますから、これの操作は何も変わりませんね。

その2、インナーサーキットシステムは、夏 床下ダンパーを開けて北側のちょっと涼しい空気を取り入れて 壁内を通して、時によっては 躯体の熱をとって外に出ていく、これをずっと続けるシステムですが、「じゃあ○○さん聞きますが、去年の7月の外気温度37℃とかの時は、この北側の涼しいといっている涼しい(?)空気の温度って 一体何度位なんですか?」「エエッ!・・・エェート・・・エェート・・・声は段々に小さくなってしまって・・・」
そうなんですね、いくらなんでも30℃以下ではなかったでしょうね。すると部屋内の温度より 床下ダンパーから入る空気の方が、温度が高いってことですね。これはちょっと壁内の温度を下げることはちょっと無理です、というものですね。
じゃあどうするか? この時は 床下ダンパーを閉めて、そして躯体の温度をより上げない為に、いかに外からの熱を吸収させないようにするかが大事ですね。そしてクーラーを利用して躯体を含めた室内の温度を適温に保つのです。「こうするといいんだよ。○○さん!」「そうですね。」これもお客様から教わりましたです。
色々とでてきますね。インナーサーキットシステム等は、それにキチンと対応できていってしまいますので、ちょっとビックリしています。

さて次回は、"2.こんな風に使ってみて下さい。24時間換気システム"です。お楽しみに!


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